オムニゴッド(OMNIGOD)
温故知新の精神
オムニゴッドは1994年にアパレルメーカードミンゴがこだわりを追求したデニムラインとしてスタートした。
そのネーミングは社名のドミンゴ(DOMINGO)の7つの英文字を並べ替えてomnigodとした。1946年に設立された内田産業被服が元祖。
オムニゴッドはあくまでも「メーカー」であり続けることを主張し、企画、生産から販売まで自社で行うパイプラインをもちながらけっして大量生産を行わずに、あえて手作業で一本ずつ製作するというこだわりをもっている。
基本的コンセプトは「温故知新」。
老舗メーカーとして長い間続け、培ってきたジーンズ生産のノウハウを駆使し、ヴィンテージジーンズだけにこだわらず古着モチーフのアイテムを展開している。全国にあるショップもこだわりのあるマニアックな店ばかりだという。
ブランドの看板モデルが標準的なストレートシルエットをもつ、ヒゲシェービング加工デニムの50-009A。
製糸や染めの段階から手を加え作り上げた14オンスのオリジナルセルビッジデニムを使用。職人による手作業がヒゲ、アタリ部分などでリアルなユーズド感を演出している。両脚の裾部にも立体的な加工が施され、フロントはボタンフライ。ベルトループやコインポケットなどには独自の技術によりきれいに色落ちさせ、赤がスタンダードなセルビッチにおいてはオレンジを使用。このオレンジは既成ではなくオリジナルによることの証明でもある。