ストーミーブルー(STORMY BLUE)
真のヴィンテージを知り、すべての基準を直感で求める
1990年にデザイナーであり代表の志村昌洋氏がフェローズを設立。
「レプリカ」という言葉が世の中に定着していなかった1990年に、ナイロンフライトジャケットやスウェットシャツで完全レプリカをいち早く世に送り出したフェローズが1991年にジーンズを作り始め、デニムを中心とするワークウエア専門のブランドがストーミーブルーである。
旧き良き時代のウエアをコンセプトにし、フライトジャケットに関しては完全レプリカを追求するメーカーとして知られているが、ジーンズにおいてはそのコンセプトとは異なる。
単にヴィンテージをそのまま完全復刻するのではなく、あくまでもオリジナル性を重要視し、改良すべき点を改めつつ、現代の日本人の体型に合うデザインを採用し、サイズバランスなど目に見えないこだわりを見せてくれる。
ブランド当初から他ブランドがけっして製品化することをしなかったストアブランドモデルを登場させるなど常に遊び心を持ちながら企画・製作している。
人気モデルの421は、日本人の体型を意識し、脚が長く見えるようにデザインしたオリジナルストレート。作業着の役割が強かった1940年代を経て、1950年代になりファッション性が重視されジーンズがスタイリッシュに細くなっていった流れを汲んでいる。