ガーデナー(GARDENER)
2005年春、待望の復活を遂げたレプリカジーンズの申し子
1987年にデザイナーの植木一郎氏がシステム・オブ・エンポリウムを設立。クラシカルなアメリカンスタイルをフルラインで展開するブランド「アレン&ハンソン」が誕生。
1995年よりオリジナルジーンズを限定発売し、その当時としてはトップランクのできばえを誇ったジーンズとして話題になった。エビスやフェローズなど、豪華顔ぶれによって1997年にコラボレートレーベル・テイク5が結成されこのコラボデニムを作るために、デニムブランド、ガーデナーがスタートした。
ブランド名はエビスの山根英彦氏が名付け親。デザイナーの植木一郎氏の名字から、庭職人を意味するガーデナーに。
ちなみにジーンズの生産はevis傘下の工場で行われている。旧力織機で織る14.5オンスデニムには縦糸に6番糸を用い、そうすることによって縦のムラ糸の道度が高い非常に深いインディゴブルーを表現させている。レプリカブーム真っ只中でのコンセプトは1950年代のデニムの復刻。
ブームが落ち着くと共にガーデナーも活動休止に入る。そして、6年間の沈黙を破り2005年春から再び始動開始。
1954は1954年のヴィンテージを再現した定番モデル。フロントは黒いラッカー仕上げの月桂樹柄のドーナツボタンタイプ、ヒップポケットのステッチはアーキュエットと逆アーキュエットをミックスしたようなデザイン。デザイナーの植木氏の名から「UeKI’S」と織こまれたピスネームは、右半分が隠れることで「LeVI’S」に見えるギミックが施されている。
問い合わせ:システムオブエンポリウム
TEL:03-3427-3661