エイトジー(Eight-G)
国産ジーンズ第1号銘柄
日本最初の国産ジーンズについては諸説あるが、1950年代の中頃に高畑縫製が12オンスの裏白国産藍染デニムを用い製作したものが、現在最も古いとされている。そのブランドこそ、このエイトジーなのだ。
高畑縫製に在籍経験があり、ジーンズ一筋の人生を歩んできた酒井和隆氏が会長を務める千葉県市川市のジーパンセンターサカイのオリジナルとして、生産・販売が行われている今日のeight-g。
流行によって市場から求められるデザインやシルエットは変わるものの、「丈夫」「穿きやすい」「カッコいい」という3本柱は絶対に外さない。
それを満たすためメイド・イン・ジャパンにこだわり、定番として長く残っていくモノ作りを心掛けている。消費者ともっとも近いショップという場所から発信されるeight-gは、昔ながらのジーンズの醍醐味をあの頃と変わらず今もユーザーに伝え続けている。